古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

全てのゲームは単純な行為の繰り返しである

「全てのゲームは単純な行為の繰り返しである」と言ったら意外に思う人も多いだろう。だが、一定のルールに従ってプレーしなければならないゲームそのものは、本当は極めて単純な行為の反復なのだ。(中略)それではなぜ、ゲームがドラマチックな場面を展開…

東京五輪招致、随意契約が突出 都側が電通に53億円発注

2016年夏季五輪の開催を目指した東京都と招致委員会(会長、石原慎太郎知事)が、150億円の招致活動費の3分の1を超える約53億円について電通と委託契約を結び、その1000%近くが入札なしの随意契約だったことが19日、都議会決算特別委員会で明らかになった…

サントリー、「青いバラ」を11月に発売

サントリーホールディングスは20日、青色のバラを11月3日に発売すると発表した。価格はオープンだが1本2000〜3000円を想定しており、首都圏や関西、愛知の花店などで売り出す。花びらに青色の色素をほぼ100%含むバラは世界で初めてという。結婚記念日や誕生…

クローズアップ現代「ベストセラーをめぐる攻防」を批判するNHKのお粗末な図書館認識

手嶋孝典

アイヒマン

アイヒマンはアウシュヴィッツとマイダネック強制収容所を視察した結果、そこでの抹殺工程を考え出した人物でもあった。ただし、彼は他人が苦しむのを見て快楽を覚えるサディストではなかった。アイヒマンはほとんど事務所の中で自らの仕事に専念し、結果と…

『Zeitgeist/ツァイトガイスト(時代精神)』『Zeitgeist Addendum/ツァイトガイスト・アデンダム』日本語字幕

陰謀論は不信をばらまき、憎悪を煽る。それに対して真実は、人々を目覚めさせる。この映画を陰謀論と考えるか、真実と受け止めるかは観る人の自由だ。自分の内部で何かが覚醒したと感じる人は、直ちにアクションを起こすべきだ。どんなことでも構わない。生…

ジドゥ・クリシュナムルティ著作リスト/Jiddu Krishnamurti

Wikipedia キッチン日記 J・クリシュナムルティとの1001回のランチ クリシュナムルティ・水晶の革命家 私は何も信じない クリシュナムルティ対談集 クリシュナムルティ・開いた扉 自由とは何か 瞑想と自然 生の全変容 クリシュナムルティ人と教え 学びと英知…

FRB(米連邦準備制度)は民間銀行

FRBはアメリカの中央銀行である。 ここで、アメリカの経済について、若干の説明が必要だと思います。 アメリカという国は、乱暴な言い方をすればヨーロッパの属国です。政治的には大英帝国の植民地から独立しましたが、経済の核心部分ではヨーロッパの支配階…

林達夫、ヨッヘン・フォン・ラング、チェーホフ、池谷裕二

3冊挫折、1冊読了。 挫折81『林達夫評論集』(岩波文庫、1982年)/調べものがあって開いたのだが私の見当違いだった。冒頭のエッセイが面白い。 挫折82『アイヒマン調書 イスラエル警察尋問録音記録』ヨッヘン・フォン・ラング編/小俣和一郎〈おまた・わい…

フォーム保存や日本語メニューに対応した軽量PDFビューワー「Foxit Reader」v2

窓の杜ニュース

『アメリカ:自由からファシズムへ』アーロン・ルッソ監督

アメリカ:自由からファシズムへ(テキスト版) 映画『なぜアメリカは戦争を続けるのか』 信用創造のカラクリ 『モノポリー・マン 連邦準備銀行の手口』日本語字幕版 ニコラス・ロックフェラーは9.11テロを予見していた 『Zeitgeist/ツァイトガイスト(時代…

自覚のない障害者差別/『怒りの川田さん 全盲だから見えた日本のリアル』川田隆一

身体障害者が本音をぶちまけた内容。“差別される側”からの悲鳴に近い意見の数々が記されている。バリアフリーという言葉だけがフワフワと浮遊しているが、日本の現実社会は「段差」だらけであることを思い知らされる。健康で何不自由なく育った若者は、こう…

提婆達多(だいばだった)/調達(ちょうだつ)

通説によれば、釈迦を殺そうとした悪人デーヴァダッタは、最後には、生きながら火焔に包まれて、「無間地獄」へ落ちて行ったとされていますが、釈迦の没後900年頃、経典を求めてインドにおもむいた法顕(340?-420?)が、その見聞録(『法顕伝』)の中で、調…

『裸でも生きる2 Keep Walking 私は歩き続ける』山口絵理子(講談社、2009年)

日本中を感動の渦に巻き込んだ感動のベストセラー『裸でも生きる』のシリーズ第二弾!! 小学校で壮絶なイジメにあい、中学校で非行に走り、強くなりたいと男子だけの柔道部へ入部、そして偏差値40の高校から3ヵ月で慶應大学合格。インターンで訪れた国際機…

官僚に冷笑される民主大臣 「週朝」座談会で出た本音

元木昌彦

マンガで読むニュース

漫画の新聞

メアリアン・ウルフ

1冊挫折。 挫折80『プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?』メアリアン・ウルフ/小松淳子訳(インターシフト、2008年)/150ページまで読んだのだが、残りは後回し。少々難解。著者の独創的なアプローチは、マンダラを読み解くような面白さが…

揺らぎ始めた民主党政権とJAL問題

Nevada(金融危機特集)

佐藤優

1冊読了。 115冊目『インテリジェンス人生相談 社会編』佐藤優〈さとう・まさる〉(扶桑社、2009年)/第1章が「貧困」というテーマになっていて、薄給のヘルパー、派遣社員の契約解除、抜け出せないネットカフェ生活などの相談が寄せられている。新自由主義…

親鸞の妻帯

親鸞がはじめて公然と妻帯したことは有名であるが、その決心もまた(聖徳)太子のお告げによるものと考えられている。 【『日本仏教史 思想史としてのアプローチ』末木文美士〈すえき・ふみひこ〉(新潮文庫、1996年)】 末木文美士

社会的評価

社会的評価は計量できるものに限られる。賞状は相手を称賛することが目的ではなく、発行する側の権威を保つために手渡される。人柄や人間性は社会的評価の対象とはなり得ない。なぜなら計量できないからだ。社会的評価とは、勲章の個数や賞状の枚数を意味す…

「ヘルプ!」ティナ・ターナー

初めてFM放送から流れてきた時のことを今でも覚えている。人生の辛酸を舐め続けてきたティナ・ターナーならではの熱唱だ。サックスが完全に負けてしまっている。原曲はビートルズ。 http://www.youtube.com/watch?v=QK1uiCwKP3Q

佐藤優

1冊読了。この間、11冊も挫折している。 114冊目『インテリジェンス人生相談 個人編』佐藤優〈さとう・まさる〉(扶桑社、2009年)/いやはや驚いた。佐藤優は真剣勝負で他人の人生相談に応じている。どのくらい真剣かというと、「恋愛」ではなく「性愛」と…

戦略と戦術

戦略の誤りは戦術では補えないといいます。 【『目からウロコのカウンセリング革命 メッセージコントロールという発想』下園壮太〈しもぞの・そうた〉(日本評論社、2008年)】 戦略の誤りは戦術では補えない 下園壮太

世界のアート

画像をクリックすると、次の写真にジャンプできる。 ロイター

ノーベル文学賞に独作家ミュラー氏

「疎外された人々を描写」 スウェーデン・アカデミーは8日、2009年のノーベル文学賞をドイツの女性作家ヘルタ・ミュラーさん(56)に授与すると発表した。 「濃密な詩と、散文の率直さにより、疎外された人々を描写した」ことが授賞理由となった。賞金は1000…

交通違反パトカー! 住民に指摘されトホホな反則切符

島根県警松江署の署員がパトカーで巡回中に通行禁止区域を走行し、交通違反の反則切符を切られていたことが11日、松江署への取材で分かった。この道路では昨年も同署の別の署員が同様の違反をして、反則切符を切られていた。 松江署によると、地域課の男性警…

亀井発言でこんなに株価下落

亀井さんにいたってはまだ日本の金融機関は資本も万全で強者に見えるのだろうが、メガバンクでも世界の金融界の中ではその資本力はいまや大きく見劣りしているし、そのためには増資によって資本の増強が焦眉の急となっているのだが、亀井暴落でこんなに株価…

メルヴィン・グッデイル、デイヴィッド・ミルナー

1冊挫折。 挫折79『もうひとつの視覚 〈見えない視覚〉はどのように発見されたか』メルヴィン・グッデイル、デイヴィッド・ミルナー/鈴木光太郎、工藤信雄訳(新曜社、2008年)/いい本だ。ただ、私に堪え性がないだけだ。学術的なんでメリハリに欠ける。抑…

ハヤカワepiブック・プラネット

早川書房の新しいシリーズのようだ。 A Book Continent 私の食指が動いたのは以下――