古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

サントリー、「青いバラ」を11月に発売

 サントリーホールディングス20日、青色のバラを11月3日に発売すると発表した。価格はオープンだが1本2000〜3000円を想定しており、首都圏や関西、愛知の花店などで売り出す。花びらに青色の色素をほぼ100%含むバラは世界で初めてという。結婚記念日や誕生日などの贈り物としての購入を見込んでおり、2011年に20万本の販売を目指す。
 青いバラは「ブルーローズ アプローズ」。パンジーが持つ青色遺伝子を使って花びらを淡い紫色に近い青色にした。着想から約20年、開発費約30億かけ「不可能の代名詞」ともいわれる青いバラの市販にこぎ着けた。値段は一般的なバラの10倍前後と高価だが、生産量を増やして徐々に価格を引き下げていく。


日経ネット 2009-10-20