1冊読了。
65冊目『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』苫米地英人(ビジネス社、2008年)/こりゃ凄い。私の褒め言葉は上位から、「経典本」「教科書本」「参考書本」といった具合だが、本書は経典本(きょうてんぼん)といってよい。資本主義の正体を見事に暴露している。多分、「トンデモ本」という批判が多いことだろう。ま、かような人物の知的レベルが知れるというもの。その意味で、読者を選ぶ書籍であり、苫米地の主張はわかる人にしかわからないことだろう。これは紛れもない傑作。サブプライムローンに関して、信用創造にまで言及しているのは本書以外に見当たらない。