古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2009-05-07から1日間の記事一覧

男は再び走り出した/『汝ふたたび故郷へ帰れず』飯嶋和一

・男は再び走り出した ・飯島和一作品の外情報 ・イエロージャーナリズム・『雷電本紀』飯嶋和一 ・『神無き月十番目の夜』飯嶋和一 ・『始祖鳥記』飯嶋和一 ・『黄金旅風』飯嶋和一 ・『出星前夜』飯嶋和一 ・『狗賓童子(ぐひんどうじ)の島』飯嶋和一 ボ…

ツービート最後の営業

「空耳アビィロード」桑田佳祐

これは多分、作家が書いたものだろう。桑田の作詞であれば、桑田への評価を上方修正する必要がある。小田嶋隆より凄いよ。この言葉のセンスは。 【追記 2009-05-08】「る」さんからのコメントで、全曲桑田佳祐の作詞であることが判明した。ってことで、桑田…

世界的な株高、年内に反転する公算大=ルービニNY大教授

【シンガポール】米ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は6日、世界的な株高傾向は弱い企業決算や経済ニュースを受けて年内に反転する公算が大きいと述べた。 今回の金融危機を予測したことで知られる同教授は、当地で開催された金融セミナーで「今は…

読売新聞・政治部記者、石井誠氏変死事件

読売新聞・政治部記者、石井誠氏変死事件

視聴率に代わるテレビ番組評価 優良放送番組推進会議が発足

地上波放送の質向上を目指し、トヨタ自動車や三井物産など国内大手26社が、テレビ番組を評価する「優良放送番組推進会議」(有馬朗人委員長)を立ち上げた。評価結果はネットで公表。今後も参加企業を募り、将来的には、一般市民の声も反映させる仕組みづく…

茂木健一郎

1冊読了。 61冊目『脳と仮想』茂木健一郎(新潮社、2004年/新潮文庫、2007年)/茂木健一郎をまともに読んだのが実は初めてのこと。全体を通して、小林秀雄講演「信ずることと考えること」が基調となっている。とにかく驚くほど文章がいい。話題も豊富で、…

奥野修司著『心にナイフをしのばせて』が文庫化

「あいつをめちゃめちゃにしてやりたい」――。40年近くの年月を経ても、被害者はあの事件を引きずっていた。歳月は遺族たちを癒さない。そのことを私たちは肝に銘じておくべきだと思う。『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した著…