イラクの首都バグダッドで昨年12月、ブッシュ米大統領(当時)に靴を投げたイラクのテレビ記者ムンタゼル・ザイディ氏が1日、パリで記者会見中、別のイラク人から靴を投げられる騒ぎがあった。英BBC放送などが伝えた。
靴はザイディ氏がかわしたため当たらなかった。フランスメディアによると、投げたのは米国のイラク政策を支持している記者で、ザイディ氏を非難していた。一方ザイディ氏は騒ぎの後「彼はわたしのテクニックを盗んだ」と皮肉った。
AP通信によると、靴を投げた男が部屋を出るところをザイディ氏の親族が追いかけ、靴で攻撃し返した。同氏はイラク戦争の犠牲者について会見中だった。