養老孟司と山本義隆

 研究室の助手をしていた頃、当時盛んだった全共闘運動の被害を受けた。研究室がゲバ棒を持ち覆面を被った学生達に押し入られ、「こんな一大事に研究なんかしている場合か」と非難されながら研究室を追い出された経験をして以来、「学問とは何か」「研究とは何か」「大学とは何か」といった問いに対して考え続けており、「私のなかで紛争は終わってない」と述べている。そのような過去の経緯もあって、かつて東大の全共闘議長であった山本義隆の『重力と磁力の発見』が大佛次郎賞を受賞した際に養老は、同賞の選考委員でありながら、著作への授賞に異存はないとしつつも、自らが全共闘運動から受けた影響(全共闘運動により研究室から暴力的に追い出されたなどを理由に「(個人的な)背景を含めた選評は拒否するしかない 」という強い調子の文章を発表して話題となった。


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磁力と重力の発見〈1〉古代・中世 磁力と重力の発見〈2〉ルネサンス 磁力と重力の発見〈3〉近代の始まり