多剤耐性菌アウトブレイクに見る感染症対策の課題と未来





多剤耐性菌死者、欧米で年8万人 WHOが統計発表


 世界保健機関(WHO)は世界保健デーの7日、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌の感染による死者が、欧米諸国だけで少なくとも年間8万8000人に上るとの統計を発表した。統計が得られない途上国の死者はこれをはるかに上回るとみられ、WHOは多剤耐性の病原体への対策強化を目指す。
 抗生物質の開発に多額の費用が掛かることから、世界的な製薬会社でも開発に力を入れていない問題点も指摘。WHOは官民挙げての対策の必要性を訴えている。
 感染拡大の一因は抗生物質の乱用とされ、WHOは加盟国に管理の徹底を呼び掛けている。


47NEWS 2010-04-07