古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

『がんばれば、幸せになれるよ 小児ガンと闘った9歳の息子が遺した言葉』山崎敏子(小学館文庫、2007年)


 品切れとなっていたが、増刷された模様。


がんばれば、幸せになれるよ―小児がんと闘った9歳の息子が遺した言葉 (小学館文庫 や 6-1)

 小児がんのなかで、10万人にひとりといわれるユーイング肉腫を5歳で発病、その後5度の再発、4度の手術を経て、9年という短い生涯を閉じた山崎直也くん。病床にあっても両親や弟への思いやりを忘れず、つらい治療や苦痛に耐え、“生きること”を決してあきらめなかった。明るく懸命に生き抜いた直也くんが遺した言葉の数々を、母・敏子さんが綴った壮絶な闘病記。日本テレビ系『24時間テレビ30「愛は地球を救う」』スペシャルドラマ原作。