古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

東日本大震災:いま、あなたの宝物は何ですか?

 佐々木繁男さん・84歳・岩手県釜石市/自宅も流され、何も見つかっていない。妻も行方不明のままで、連日地域住民と捜索を続けている。「宝物は胸の中のたくさんの思い出だ」。


 笑うチカラに涙が止まらぬ。

『あのころはフリードリヒがいた』ハンス・ペーター・リヒター/上田真而子訳(岩波少年文庫、2000年)



あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))

 ヒトラー政権下のドイツ。人々はしだいに反ユダヤの嵐にまきこまれてゆく……。その時代に生き、そして命をおとしたひとりのユダヤ人少年フリードリヒの悲劇の日々を、ドイツ少年の目から描く。77年刊の新版。

「津波予測は3mか、なら逃げる必要ないな」と判断していた東北民が多数いたことが判明

 地震の時間的長さを踏まえれば、悪く見積もるべきであった。後悔先に立たず。

脳細胞の数は銀河系の星の数よりも多い

 ・並外れて優秀なマネジャーは伝統的なルールを破る
 ・脳内で繰り広げられる道路工事
 ・概念と方法
 ・人間の最も根源的な仕事
 ・職場の強さを測る12の質問
 ・脳細胞の数は銀河系の星の数よりも多い

『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』ピーター・ティール with ブレイク・マスターズ
『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』エリック・ジョーゲンソン
『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』佐藤航陽
『Dark Horse(ダークホース) 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』トッド・ローズ、オギ・オーガス

 新生児の脳には1000億個のニューロンがつまっている。脳細胞の数は銀河系の星の数よりも多い。これらの細胞は子供の時代に誕生と死を定期的に繰り返すが、細胞の数そのものはほとんど変わらない。これらの細胞が心を形成する材料となる。けれども細胞そのものは心ではない。子供の心はこられの細胞と細胞のあいだに息づいているのだ。つまり細胞同士のつながりのなかにある。シナプスのなかに存在している。
 誕生してから15年のあいだにこれらのシナプスの結合が完成して、ドラマが始まるのだ。


【『まず、ルールを破れ すぐれたマネジャーはここが違う』マーカス・バッキンガム&カート・コフマン/宮本喜一訳(日本経済新聞社、2000年)】


地震と原発による結婚の破談

 その理由は花嫁が新郎のお母様から言われたある言葉でした。
放射能の影響で元気な子供が生まれなかったらどうするの?」


ウエディングカメラマンの裏話


 人間のクズって本当にいるんだな。新郎の母親は放射能よりも危険だ。

菊地洋一

心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた

 僕は原発に反対していると何されるかわからんから、家族が。子供たちとも離れて(原発反対)運動してきた。一昨日、娘がメールを送ってきた。「ついに福島の原発に事故が起こってしまって、娘として福島原発で働いたお金で育ててもらって、私は死ぬまで個人的に償いをする」と娘が言っているんですよ。僕は本当に辛かった。