古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

企業が機関であることを喝破したドラッカー

 ピーター・ドラッカーはおそらく世界をリードするマネジメント思索者だが、1946年の先進的著作『会社という概念』で、企業が機関であることを喝破した点でも草分けの一人となった。全ての企業が等しく機関としての規律と目的を持つことの意義深さを指摘したのは、ドラッカーに他ならない。


【『ザ・コーポレーション わたしたちの社会は「企業」に支配されている』ジョエル・ベイカン/酒井泰介訳(早川書房、2004年)】


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