古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2011-01-13から1日間の記事一覧

ポール・ファイヤアーベントが生まれた日

今日はポール・ファイヤアーベントが生まれた日(1924年)。方法論的アナーキズムを科学や哲学ばかりでなく、合理主義や西洋文明一般にまで推し進め、そこから導いた結論は、単に科学理論ばかりでなく、あらゆる知識について、優劣を論じるような合理的基準…

他人の行動を傍観する視線は独善的なものになる

きっと他人の行動を傍観している立場の人間は、どうあっても独善的になるものなのだろう。考えてみれば当然の話だ。観察されている人間ほど無防備なものはなく、観察している人間の想像力ほど身勝手なものはないからだ。 たとえば、雨の日にクルマに乗ってい…

ペンタゾシン中毒

ペンタゾシンの中毒になる人は、意志の弱い人だ、強い精神力があれば、中毒にならない、と言う人があります。それは嘘です。ペンタゾシンの持つ甘い幸福感は、患者の精神力よりはるかに強力です。しかもそれは、どんな痛みでも消し去る、というところから始…

ポール・ヴェーヌ

1冊読了。 3冊目『「私たちの世界」がキリスト教になったとき コンスタンティヌスという男』ポール・ヴェーヌ/西永良成〈にしなが・よしなり〉、渡名喜庸哲〈となき・ようてつ〉訳(岩波書店、2010年)/キリスト教を学ぶ上でコンスタンティヌスを避けて通…

『自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する』 安田節子(平凡社新書、2009年)

巨大アグロバイオ(農業関連生命工学)企業が、遺伝子工学を駆使した生命特許という手法で種子を独占し、世界の食を支配しつつある。本書は、工業的農業の矛盾を暴きつつ、その構造を徹底解剖する。グローバリズム経済を超えて、「食」と「農」の新たな地平…

Looking for North - Sacred Spirit - Native American Music - Chant

Sacred Spirit

伊達直人vs菅直人

子供達にランドセルを背負わせるのが伊達直人、子供達に借金を背負わせるのが菅直人 自分で技を決めるのが伊達直人、自分で何も決められないのが菅直人 虎のマスクをかぶってるのが伊達直人、虎の尾を踏みたがらないのが菅直人 庶民を勇気づけるのが伊達直人…