古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2008-12-20から1日間の記事一覧

忘年会

焼肉チェーン店にて忘年会。肉が口に合わず。焼肉というのは忙しくてダメだ。まともに話ができない。賑やかに盛り上がるのが嫌いなわけではないが、静かに語り合える雰囲気の方が断然好ましい。

「なんでも喜ぶ」ゲーム/『少女パレアナ』エレナ・ポーター

モンゴメリが『赤毛のアン』を発表したのが1908年で、本書が1913年だから何らかの影響は受けていることだろう。それでも甲乙つけ難い面白さだ。 孤児となってしまった10歳の少女パレアナは、叔母のもとに預けられる。叔母は冷酷な人物だった。パレアナは父親…

死線を越えたコミュニケーション/『生きぬく力 逆境と試練を乗り越えた勝利者たち』ジュリアス・シーガル

・ストレスとコミュニケーション ・死線を越えたコミュニケーション 既に絶版となっているため、長文の引用をしておこう。本書の白眉ともいえる箇所だ。「極限状況におけるコミュニケーションの意味」を理解することができる。人は誰かとつながっているから…

『チャーリーとの旅』ジョン・スタインベック

サイマル出版会の大前正臣訳が長らく絶版となっていたが、ポプラ社から竹内真訳で刊行された。

ジェニファー・ウーレット、藤原正彦

2冊読了。 『黒体と量子猫 2 ワンダフルな物理史 現代篇』ジェニファー・ウーレット/少々中だるみはあるものの、器用な文章に引っ張られて読了。通読すれば科学史がわかったような気になってくる。突き放したような距離感のある文章が魅力的だ。 『祖国とは…