クリシュナムルティという最高峰をどのようなルートで登るか? 4冊を読了し、5冊目を閉じて考えた。今せっせと3冊目を入力しているが、既に15万字を超過している。このままでは写経に等しい。思想を獲得するには受持・読・誦(じゅ=暗唱)・解説(げせつ)・書写の五種の修行が必要となる。
まずは全ての著作を通読し、メッセージをストレートに受け止めようと思う。だが、じっくりと行わなければなるまい。拙速な取り組み方をしてしまえば、わかったような気になって思索が途絶える。
その作業の中で、仏法との類似性を明らかにしながら、仏と阿羅漢の悟りの相違を検証する。知と愛(あるいは慈悲)の違いについても同様だ。