古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2010-04-10から1日間の記事一覧

若きカストロの熱弁

裁判は、はじめ公開で、途中から非公開になった。10月16日、カストロは、自分自身の弁護人として法廷に立った。約5時間、かれは熱弁をふるった。それは文字通りの熱弁であった。獄中にあって、いかなる本も読むことができなかったにもかかわらず、かれは古今…

「情報革命起こった」 沖縄密約訴訟、原告ら喜びの声

asahi.com 2010-04-09

4人死刑に強い行動必要だった…人権団体

中国遼寧省で9日午前、麻薬密輸罪による死刑判決を受けていた武田輝夫死刑囚(67)ら3人に対して行われた刑の執行。 日本政府は6日の赤野光信死刑囚(65)の執行以降、新たな申し入れなどは行わず静観を続けていたが、4日間で計4人が執行されるという事態に…

吉永良正、高橋源一郎

2冊読了。 52冊目『新装版 数学・まだこんなことがわからない 難問から見た現代数学入門』吉永良正(講談社ブルーバックス、2004年)/3〜4日前に読み終えていたのだが書くのを失念していた。講談社出版文化賞受賞作品。旧版が出たのは1990年のこと。数式を…

『良心の領界』スーザン・ソンタグ/木幡和枝訳(NTT出版、2004年)

スーザン・ソンタグを囲むシンポジウム「この時代に想う−共感と相克」を中心に、「ニューヨーク・タイムズ」や講演会で発表された最新テクストをまとめる。2002年刊『この時代に想うテロへの眼差し』の続編。 スーザン・ソンタグ