古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

「祝婚歌」高野建一 feat. ネーネーズ


 私は声量のない高音の男性ミュージシャンが苦手だ。しかも、歌詞が恐ろしいまでに陳腐である。それでも紹介するのは、ネーネーズのコーラスに痺れたからだ。もうね、呪術の領域に達しているよ。日本人の心を揺さぶるのは、声量ではなく節回しであることに気づくだろう。






祝婚歌