古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

鈴木宗男という人


 このような重大な情報をなぜメディアは報じないのか?

「ヤマリン事件は松岡さんが仕切った。ヤマリンは、自分より先に松岡さんに報告して、了解を得ている。裁判でその資料が出て、検察はあわてて松岡さんに事情聴取した。松岡さんの三回忌も過ぎているので明らかにするが、亡くなる4日前、虎ノ門パストラルで食事をした。松岡さんは、『一切、鈴木先生に押しつけて申し訳ない』と目に涙を浮かべて謝った。ただ、こうも言った。『ほんとうのことを言うと、大臣になれない。私はやっぱり1回大臣やりたかった』」


池田香代子ブログ

『努力論』幸田露伴(岩波文庫、2001年)



努力論 (岩波文庫)

「努力している、もしくは努力せんとしている、ということを忘れていて、我がなせることがおのずからなる努力であってほしい」。何かをなそうとしても、ままならぬことの多いこの世の中で、いたずらに悩み苦しまずに、のびのびと勢いよく生きるにはどうすればよいか──達人露伴の説く幸福論。

仙谷氏、電話で『属国化』 本人は『記憶にない』

 18日の参院決算委員会で自民党丸山和也氏が、中国漁船衝突事件での船長釈放をめぐる仙谷由人官房長官との私的な会話を“暴露”して、政府の姿勢をただす一幕があった。
 仙谷氏は「健忘症なのか分からないが、会話の内容は全く記憶にない」と否定した。
 丸山氏によると、船長釈放後に仙谷氏に電話し「法に基づくなら訴追すべきだった」と批判したのに対し、仙谷氏は「それではAPECアジア太平洋経済協力会議)が吹っ飛んでしまう」と反論。丸山氏が「日本が中国の属国になってしまう」と指摘すると、仙谷氏は「属国化はいまに始まったことでない」と述べたという。
 二人とも弁護士出身で旧知の仲。仙谷氏は同日午後の記者会見で「(会話の内容を)国会質問という公的な場で引用されるなら、いくら友人でも電話に出てはならないと肝に銘じた」と不快感を示した。


TOKYO Web 2010-10-19

Star Wars Subway Car





 ツイッターで知った動画。何が面白いかといえば、日常に入り込んだ非日常的な出来事に驚く一般人の表情が主役になっていること。つまりドラマの相対化を図っているわけだ。

昨日はなかった何かを見つけられるとでもいうのか

 外に出るにしても、行くあてもない。すぐそこの通りに出たい気分ではない。昨日はなかった何かを見つけられるとでもいうのか。その気もないのに、過去に親しんだ物事と無理に折りあいをつけようとしても無駄だ。


【『テロル』ヤスミナ・カドラ/藤本優子訳(早川書房、2007年)】


テロル (ハヤカワepiブック・プラネット)

ジョン・デューイが生まれた日


 今日はジョン・デューイが生まれた日(1859年)。パースジェームズと並んでプラグマティズムを代表する思想家である。デューイは科学的方法のみが人間の善をもたらすと考えていた。「神とは、我々を欲望や行為に駆り立てる観念的な目的の統一である」とした。1919年に来日している。



経験と教育 (講談社学術文庫) 学校と社会 (岩波文庫) 哲学の改造 (岩波文庫 青 652-1)