2008-12-16から1日間の記事一覧

天才とは――/『ナポレオン言行録』オクターブ・オブリ編

言行録の極めつけといえば本書。言葉の端々に純然たる栄光と名誉がほとばしっている。満々たる自信なのか、はたまた単なる傲慢なのか。紙一重の相違ではあるが、ナポレオンの言葉には男の心を震撼させる響きがある。言動とは信じ難いほどの、「見事な文体」…

逆境が試す人間の真価/『生きること 学ぶこと』広中平祐

広中平祐といえばフィールズ賞である。彼の受賞によって、私はフィールズ賞なるものの存在を知ったくらいだ。ノーベル賞って数学がなかったんだね。創始者のノーベルと某数学者の不仲が影響しているとも囁かれている。 功成り名を遂げたからといって、道徳を…

小田嶋隆

1冊読了。 『かくかく私価時価 無資本主義商品論 1997‐2003』小田嶋隆/『無資本主義商品論 金満大国の貧しきココロ』の続編。まあ、下ネタ駄洒落パワー全開。雑誌『噂の真相』に連載した記事を編んだもの。今となっては古いネタばかりではあるが、それで価…