古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

『最後の黒幕 朝堂院大覚 昭和、平成事件簿』大下英治(竹書房、2011年)



最後の黒幕 朝堂院大覚 昭和、平成事件簿

 児玉誉士夫小佐野賢治中曽根康弘と対峙した「殖産住宅事件」。師と仰ぐ後藤田正晴を守りぬいた「特捜検察との攻防」。盟友・石原慎太郎とともに立ち上がった「尖閣列島問題」。金丸信と組んだ「ニカラグア運河計画」。あらぬ汚名を着せられた「オウム事件」。許栄中、司忍、後藤忠政との「裏社会コネクション」。「TSKCCCビル」「朝鮮総連」を巡るハゲタカ・ファンドとの対決。ビジネス・パートナーの「マイケル・ジャクソン怪死事件」……etc。

全米に広がる格差是正デモの驚くべき組織力 ウォール街占拠を訴える人々をつなぐもの

 事務局のような役割を果たしているのは、ニューヨークシティー・ジェネラル・アッセンブリーというNPO。ここが毎日会議を開いて、今後の活動や日々の細かな運営方法を決めている。ただし、会議には誰でも参加できるようになっている。OccupyWallStreetは、リーダーのいないデモ活動、すなわちコンセンサスによって行動する集団を標榜しているからだ。


瀧口範子

国家秘密漏洩の最高刑は死刑にすべきだ

 筆者は、原則として死刑に反対する。その唯一の例外が、外交、国防、インテリジェンスに従事する公務員が、意図的に情報を漏洩し、外国や国際テロ組織による日本国家に対する攻撃を招いた場合である。死刑制度が完全に廃止されている国家においても、このような事態が生じると超法規的な処刑が行われる。その場合。「容疑者が武器によって抵抗したので、止むをえず殺害した」という口実が用いられることになる。


佐藤優

理性とは

「reason理性」は、神が創ったこの世界を合理的に考え理解していく能力です。


「解読新書」 Shuya Takemoto Official Blog


 日本だとクリスチャンでも知らない人々が多い。

毀誉褒貶の中を生きたジョブズ

 リンゴが落ちることを発見した男によって切り開かれた時代が近代であるとするなら、現代は、リンゴに歯形を付けた人間のインスピレーションに沿って動いている時代だ。未来がどうなるのかはもう誰にもわからなくなった。さようならジョブズ


小田嶋隆