古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

原子力安全・保安院の問題体質 経産省「植民地」、そして「東電の虜」

 ここで、東電との関係が気にかかる。東電は独占企業だから、ライバル企業との競争はない。監督するのは政府=原子力安全・保安院だけで、政府さえ丸め込めば、恐いモノなしだ。実際、東電は歴代経産幹部の天下りを受け入れており、11年1月には原子力安全・保安院の上部組織である経産省資源エネルギー庁の前長官だった石田徹氏が、退官後わずか4か月で顧問に天下っている。そうした天下りの見返りとして政府は厳しい監督をせず、安全基準も今となっては甘かったことが明らかになった。


高橋洋一の民主党ウォッチ

バーレーン:怒る市民「弾圧、米がゴーサイン」 サウジ軍の介入黙認、疑念強まる

 地元紙によると、デモに関連した死者は21人目。親族らによると、アラディさんは15日夜、マナマ市内で買い物のため車を運転中、頭と肩を警戒中の治安部隊に銃で撃ち抜かれた。21日に搬送先の病院で死亡したが、家族には直前まで何も知らされず、遺体の引き取りの際には「死因は交通事故」と書かれた文書に署名をさせられたという。


毎日jp 2011-03-23

1941年、金属回収が始まる

 1941年に何があったかというと、身近なところでは家庭の金属回収、すなわち鉄製品の供出がはじまっている。


【『たまには、時事ネタ』斎藤美奈子中央公論新社、2007年)】


たまには、時事ネタ

観察するものと観察されるもの

 観察するものと観察されるもの、主体と客体の間に区別はない。それらは、継ぎ目なき連続体である。
  ――ジッドゥ・クリシュナムルティ


【『君あり、故に我あり 依存の宣言』サティシュ・クマール/尾関修、尾関沢人〈おぜき・さわと〉(講談社学術文庫、2005年)】


君あり、故に我あり―依存の宣言 (講談社学術文庫)