古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

メルヴィン・グッデイル、デイヴィッド・ミルナー


 1冊挫折。


 挫折79『もうひとつの視覚 〈見えない視覚〉はどのように発見されたか』メルヴィン・グッデイル、デイヴィッド・ミルナー/鈴木光太郎、工藤信雄訳(新曜社、2008年)/いい本だ。ただ、私に堪え性がないだけだ。学術的なんでメリハリに欠ける。抑揚に乏しい。そして今、時間がないんだ。余裕がある時にでも再読するつもりだ。75ページで挫ける。どうやら、脳には複数の視覚モジュール(独立した機能)があるようだ。つまり、視覚の目的は「見るため」だけではないってこと。

亀井発言でこんなに株価下落

 亀井さんにいたってはまだ日本の金融機関は資本も万全で強者に見えるのだろうが、メガバンクでも世界の金融界の中ではその資本力はいまや大きく見劣りしているし、そのためには増資によって資本の増強が焦眉の急となっているのだが、亀井暴落でこんなに株価が下がってしまっては増資なんてできはしまい。
 それにもかかわらず「株価の下落は経営に問題がある」として突き放しているのだから、ことの深刻さを理解しているとはとても思えない。


三原淳雄の辛口経済コラム 2009-10-11