古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2010-04-15から1日間の記事一覧

カテゴリーは本質を示さない

種はあいまいで、さまざまに変る境界を持っているのである。何がそれを種としているのかは、場合によって異なる。もしも種に全体を統一させる性質があるのならば、それが何であるのか、私たちにはわからない。何かに属するということは、何かのクラスに属す…

戦火広がるアフガン 「学校を作る」医師の挑戦

中村哲

遂に登場、低価格で書籍をPDF化するサービス

1冊100円、検索可能なOCR(透明テキスト)は別途100円。こりゃ安い。iPad、Kindleなどの電子ブックリーダーで読むことが可能になる。いやはや本当に凄い時代になったものだ。 BOOKSCAN(ブックスキャン)

ソロス氏:世界経済に「二番底」リスク−景気刺激策の性急な解除で

ジョージ・ソロスのポジショントークか? あるいは彼が、欧米のスポークスマンに成り下がったということなのかもしれない。 資産家のジョージ・ソロス氏は、景気刺激策を性急に解除すれば世界経済は「二番底」に陥るリスクがあるとの見方を示した。 ソロス氏…

恐怖なき教育/『未来の生』J・クリシュナムルティ

・恐怖なき教育 ・「愛」という言葉 『英知の教育』同様、クリシュナムルティスクールで行われた講話と質疑応答で構成されている。 冒頭に27ページに及ぶ序文が記されており、クリシュナムルティの教育に懸ける情熱がほとばしっている。 彼は言う。「学校は…

池内紀

1冊挫折。 挫折27『となりのカフカ』池内紀〈いけうち・おさむ〉(光文社新書、2004年)/退屈な本だった。80ページでやめる。

春は出会いと別れの季節

春は昔から出会いと別れの季節だった。それゆえ、詐欺まがいの訪問販売業者や、街頭で新鮮なカモを探索するキャッチセールスの皆さんにとっても年に一度の書き入れ時だったわけで、つまるところ、春は、どさくさにまぎれて何かをはじめたり、うやむやのうち…