古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2009-11-14から1日間の記事一覧

神と悪党

われわれの中には、神が最高に恵み深いことに安心して、最低の悪党になる者が少なくない。 【『蝿の苦しみ 断想』エリアス・カネッティ/青木隆嘉〈あおき・たかよし〉訳(法政大学出版局、1993年)】 エリアス・カネッティ 蝿の苦しみ 断想

あらゆる信念には精神を曇らせる効果がある/『気づきの探究 クリシュナムルティとともに考える』ススナガ・ウェーラペルマ

・あらゆる信念には精神を曇らせる効果がある ・非暴力の欺瞞 ・真実在=リアリティ 各章の冒頭にクリシュナムルティの言葉を掲げ、思索をめぐらしている。ススナガ・ウェーラペルマはスリランカ出身で、若き日よりクリシュナムルティに師事した。訂正しよう…

石井紘基著『日本が自滅する日 官制経済体制が国民のお金を食い尽くす』が増刷

小泉首相が進めている構造改革で本当に日本は再生できるのか。7年も前から構造改革の必要性を直言してきた衆議院議員である著者が調べあげた事実を基に検証すると――。日本の「経済」は極端にいえば、国と地方と合せて、国民の税金と貯金、年金、保険積立金な…

イチロー レーザービーム集