古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

麻薬抗争はもうゴメンだ!沈黙のデモ行進に数万人 メキシコ

 麻薬抗争で2006年〜10年に3万5000人近くが死亡しているメキシコで8日、麻薬抗争と、抗争に対する軍の戦略の失敗に抗議する沈黙のデモ行進が首都メキシコ市(Mexico City)で行われ、警察発表で正午までに2万4000人が参加した。主催者は終日で5万人が参加したと見ている。
 この沈黙のデモ行進は、ことし3月に南部クエルナバカ(Cuernavaca)そばで24歳の息子を殺害された地元の詩人・ジャーナリスト、ハビエル・シシリア(Javier Sicilia)氏が「平和と治安、正義のため」に呼び掛けた。デモは5日にクエルナバカを出発し、4日かけて首都までの約55キロを歩ききった。


AFP 2011-05-09

交通事故死者:世界で年間約130万人…WHO対策強化へ

 世界保健機関(WHO)は5日、世界の交通事故による死者が過去数年にわたり年間約130万人で推移しており、対策を取らなければ2020年までに190万人に達するとの統計を発表した。
 スピードの出しすぎ、飲酒運転などにより車やバイクが通行人を巻き込むケースが46%に上り、WHOは今後10年かけて加盟国に交通取り締まりの強化などを求めるキャンペーンを行っていく。
 地域別ではアフリカや中東で、08年の人口10万人当たりの交通事故死亡者がいずれも32.2人と最も多い。一番少ないのは欧州で13.4人。(ジュネーブ共同)


毎日jp 2011-05-10

外務・防衛官僚の対米隷属体質暴いたウィキリークス

 例えば、高見沢将林・防衛政策局長は09年10月12日、キャンベル国務次官補との昼食会で、普天間基地県外移転を模索する鳩山政権の方針について「米側が早期に柔軟さを見せるべきではない」と発言。県外阻止の姿勢を鮮明にしろと助言していたから驚く。
 一方、藪中三十二・外務事務次官は09年12月21日のルース大使との昼食会で「いまは政治的な過渡期。(普天間問題では)日米がより非公式な形で対話を進めるほうが、公式的な協議の枠組みを定めるより望ましい」として、政治家そっちのけで勝手に協議を提案。

原発に「戻る」「戻れぬ」 避難した作業員苦悩

 許容被ばく量に達したら働けなくなるという心配もある。「1日8万円という話があった。10日働けば80万円。だが仮にそれだけで1年間に許容されている被ばく量に達したら、あとはほとんど仕事ができなくなる」と悩む。

普天間関連米公電 米に不満表明促す 外務官僚暗躍 新たに判明

 外務省の「前担当者」が当時の鳩山政権の普天間問題に対する取り組みを批判し、米政府に対して公式に不満を表明するよう促していたことが分かった。

メンデンホール、ビンラディン失言でスポンサー契約失う

 ピッツバーグ・スティーラーズランニングバック(RB)ラシャード・メンデンホールが、2001年9月11日に発生した米同時多発テロの首謀者とされ、先日に米軍が殺害した国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者に関する失言で、アパレルメーカーのチャンピオンと結んでいたスポンサー契約を失ったことが分かった。メンデンホールは同社と2008年から契約を結び、今年始めには4年の契約延長で合意したばかりだった。


 メンデンホールはビンラディン殺害をアメリカ政府が発表し、全米が歓喜に沸いた直後の現地2日にツィッター上で「人の死を祝うのは、どんな種類の人々なんだろう? 実際に話している声すら聞いたことのない人物をそこまで嫌うことはできるなんて凄いことだ。俺たちは、一方の主張しか聞いていないのに」とコメント。この発言に対して批判的な声が多く挙がったため、その後に誤解を与えたとして謝罪し、「自分がビンラディンアメリカの敵を支持しているわけではないことを理解してほしい」と訴えていた。


 チャンピオンのスポークスマンはスポンサー契約を打ち切った理由として、メンデンホールが同社を代表するに適切な人物であると信じられなくなったと発言。また同社はテロと戦う政府の姿勢を強く支持し、今回の米軍の行動は適切なものだったとの声明を発表している。


NFL JAPAN.COM 2011-05-06

 敵の死を喜ぶよう強要するのが国家というシステムである。国家とは戦争をする基本単位と考えられる。世界全体で保守傾向が強まっている。同調圧力が高まり、非国民のレッテルを貼られることを人々は恐れるようになる。「お前は敵なのか、それとも味方なのか?」。人類の味方や正義の味方はどこにもいない。