【ワシントン 6日 ロイター】米治安当局者は6日、イエメンに拠点を置くアルカイダ系武装勢力「アラビア半島のアルカイダ」が、「体内爆弾」で米航空機に攻撃を仕掛けてくる恐れがあると警告した。
治安当局者はロイターに対し、同武装勢力が体内に爆弾を埋め込む方法を研究しているとの信用できる情報を得たと語った。
当局は差し迫った危険はないものの、この情報を航空会社各社と各国政府に伝え、警戒を強めるように呼び掛けている。
アラビア半島のアルカイダは2009年、アムステルダム発デトロイト行きの航空機で、下着に隠した爆弾を爆発させようとしたことがある。当局者によると、体内爆弾の研究は、同組織が通常のセキュリティーでは検知不能な新たな武器を開発していることを示唆しているという。
米運輸保安局(TSA)の報道官は、米国に到着した乗客に対し、身体検査や高度な機器を使ったより厳しいチェックを行うとしている。
第64回国連総会がニューヨーク国連本部で9月15日に開催される。直前にテロか事故が起きる可能性を指摘する声あり。イスラエルにとって不利な採択がなされるためだ。今年は9.11テロから10年目を迎える。