山梨県内の貴金属加工場から約1億2000万円相当の貴金属を奪ったとして、警視庁組織犯罪対策2課は19日、中国残留孤児マフィアグループ「怒羅権(ドラゴン)」のリーダーで西東京市新町2、自称会社役員、白井宇太郎容疑者(39)ら男5人を強盗傷害容疑などで逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、07年12月8日夜、南アルプス市寺部の貴金属加工場で男性工場長(54)をバールで殴打して緊縛、金庫室からプラチナや金の地金など約1100点(約1億2000万円相当)と現金約50万円を奪ったとしている。工場長は顔などに約2週間のけが。白井容疑者ら2人は「身に覚えがない」と否認しているという。