埼玉県警に監禁容疑などで逮捕され、勾留中に看守の男性巡査から「水子の霊が見えないか」と言葉による嫌がらせを繰り返し受けたとして、男性=監禁罪などで服役中=が県に慰謝料など150万円を求めた訴訟の判決で、さいたま地裁の加藤正男裁判長は13日、11万円の支払いを命じた。
加藤裁判長は判決理由で「巡査は、交際相手の女性が流産して男性が落ち込んでいると知りながら水子の話を持ち出した」と認定。「心情を傷つけるのは明らか。看守という優越的地位を考えれば、単に軽率な行為にとどまらず違法性を有している」と述べた。
公務員なんだから名前を晒すべきだ。