『災害ユートピア なぜそのとき特別な共同体が立ち上るのか』レベッカ・ソルニット/高月園子訳(亜紀書房、2010年)



災害ユートピア―なぜそのとき特別な共同体が立ち上るのか

 不幸のどん底にありながら、人は困っている人に手を差し伸べる。人々は喜々として自分のやれることに精を出す。見ず知らずの人間に食事や寝場所を与える。知らぬ間に話し合いのフォーラムができる……。なぜその“楽園”が日常に生かされることはないのか? 大爆発、大地震、大洪水、巨大なテロ―いつもそこにはユートピアが出現した。『ニューヨークタイムス』2009年度の注目すべき本に選出。