古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

ウィスキーは偉大なる平等主義者

 僕はやがて、ある真理に到達する。それは、ウィスキーとは偉大なる平等主義者であるということだ。広告会社のやり手のエリートであろうと、貧乏な工場労働者であろうと、酒を抑えることができない限り、等しくただの酔っぱらいだ。


【『ぼくと1ルピーの神様』ヴィカス・スワラップ/子安亜弥〈こやす・あや〉訳(ランダムハウス講談社、2006年/ランダムハウス講談社文庫、2009年)】


ビールに適量はない