2010-12-07 割高とは保有コストが高くなること 抜き書き しかしほかの商品に比べて割高になってしまったということは、その商品を買い、保有することにコストがかかり始めているということです。資金の貸し手(株式や債券の購入者)が、発行体が倒産するかもしれないというクレジットリスクを負いながら、借り手の金利負担の肩代わりをしてやっているような、非常に不自然な状態が出現してしまっています。 【『実践 生き残りのディーリング 変わりゆく市場に適応するための100のアプローチ』矢口新〈やぐち・あらた〉(パンローリング、2001年)】 矢口新