古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

レオナルド・サスキンド


 1冊読了。


 123冊目『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』レオナルド・サスキンド/林田陽子訳(日経BP社、2009年)/面白かった。タイミングがピッタリだった。「ブラックホールで1ビットの情報はどうなるか?」というテーマでサスキンドとホーキングは真っ向からぶつかった。難解な箇所もあるが、非常に面白い読み物となっている。欧米の学者って本当に文章が巧みだよね。550ページのハードカバーで2400円は安い。