1冊読了。
112冊目『自由と反逆 クリシュナムルティ・トーク集』J・クリシュナムルティ/大野龍一訳(コスモス・ライブラリー、2004年)/数日前に読了。1928年と1947年の講話が収められている。大野龍一の訳文は読みやすい。でも135ページで1600円は高い。クリシュナムルティ思想の原型を見る限り、悟りの内容が変化した形跡は窺えない。表現に磨きがかかることはあっても、根本は揺るぎがない。それから、クリシュナムルティの翻訳者は自己主張を控えるべきだ。程度が低すぎる。クリシュナムルティ本はこれで41冊目。