古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

常懐悲感 心遂醒悟


 常懐悲感(じょうえひかん) 心遂醒悟(しんずいしょうご)と読む。『法華経』の「如来寿量品第十六」の文(もん)。「常に悲観を懐(いだ)いて、心遂(つい)に醒悟(しょうご)し」と読み下す。良医病子(ろういびょうし)の譬えの件(くだり)に出てくる。深い悲しみによって迷妄から醒めたという意味である。