幼児放置死、食べ物探し回る? 冷蔵庫開き、壁に手の跡

 大阪市西区のマンションから幼児2人の遺体が見つかった事件で、現場の部屋にあった冷蔵庫は扉が開いたままで、壁には2人が汚れた手で触ったとみられる跡が多数残っていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。
 死体遺棄容疑で逮捕された母親で風俗店従業員下村早苗容疑者(23)が置き去りにして部屋を出た後、長女桜子ちゃん(3)と長男楓ちゃん(1)は食べ物などを探し回っていた可能性があるとみて、捜査1課が育児放棄の実態解明を進めている。
 捜査1課などによると、2人の遺体が発見された際、部屋の電気は消え、ベランダ側の窓は数センチのすきまがあったが部屋はほぼ閉めきりだった。エアコンは稼働しておらず、冷蔵庫は空だった。
 室内は高温になっていたとみられ、2人はほぼ裸だったほか、死亡前の数日間は何も食べていなかったとみられている。


47NEWS 2010-08-03