日蓮宗不受不施派


 寺請制度キリスト教禁制を目的にしたものと一般的には理解されているが、日蓮不受不施派も対象であった。

身池〈しんち〉対論を経た後の)寛文9年(1669)には不受不施派の寺請が禁止された。こうして不受不施派は寺院から追い出され、地下に潜ることを余儀なくされることになった。


【『日本仏教史 思想史としてのアプローチ』末木文美士〈すえき・ふみひこ〉(新潮文庫、1996年)以下同】

 ふたたび不受不施派が公認され、再興するのは明治9年(1876)のことであった。


日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)