正慶孝、藤原肇


 1冊読了。


 89冊目『ジャパン・レボリューション 「日本再生」への処方箋』正慶孝〈しょうけい・たかし〉、藤原肇(清流出版、2003年)/藤原肇と平野貞夫の対談を読んで早速入手した。100ページ前後で挫けそうになったが、何とか読み終えた。昔の「時事放談」的な臭みがあるものの、二人が教養人であるのは確かだ。特に藤原の頑迷さが目立つ。自著をやたらと紹介する癖があるので一流の人物には見えない。世界を股にかける石油ビジネスを手掛け、これだけの教養がありながら、長ずるにつれ視野が狭くなっているのが残念である。格調高い原理を示す対談が瑕疵(かし)だらけとなっている。