「ノー・ウーマン・ノー・クライ」ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ


 歌が祈りであるすれば、ライヴという一回性にこそ歌の真髄がある。繰り返される祈りは願望にすぎない。繰り返し聴く曲に求められているのは刺激だ。祈りと歌は常にドラッグと化す危険性を秘めている。「繰り返す」という行為は欲望と所有の臭いがする。「出会い」ではなく「出合い」。ファーストコンタクトの瞬間が持つ現在性に「生の鍵」があるように思う。




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