古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

寺檀関係と墓の歴史

 貴族・武家などごく少数をのぞき、庶民が寺と寺檀関係をもつようになったのは、1635年以降であり、庶民が墓を作るようになるのも1700年頃からのことである。


【『庶民信仰の幻想』圭室文雄〈たまむら・ふみお〉、宮田登毎日新聞社、1977年)】


庶民信仰の幻想