問題はミサイルから外された核弾頭が、その後どのように使われるかだ。糠(ぬか)喜びに終わる懸念を払拭できない。
米ロ新核軍縮調印 7年内に『1550』を履行
オバマ米大統領とロシアのメドベージェフ大統領は8日午後(日本時間8日夜)、チェコの首都プラハで、第一次戦略兵器削減条約(START1、昨年12月失効)に代わる新たな核軍縮条約に調印した。発効から7年以内に両国の戦略核弾頭の配備数をそれぞれ1550に制限する。世界の核兵器の約95%を保有する両国が核削減への歴史的協調を演出した。
【東京新聞 2010-04-09】