ドラッカー、ナチスへの入党を断る

 このフランクフルト時代、ドラッカーは、のちにナチスの幹部となった同僚記者にナチス入党を勧められて断っている。すでにドラッカーは、パスポートをもつ外国人の身でありながら、ドイツ保守党の教宣活動にかなり身を入れていた。当然、ナチスが政権掌握直後に提供してきた新聞社における編集長兼党細胞の仕事も断っていた。


【『ドラッカー入門 万人のための帝王学を求めて』上田惇生〈うえだ・あつお〉(ダイヤモンド社、2006年)】


ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて