偶然の一致はもっと壮大な宇宙の調和の現われ

 19世紀初頭のオーストリア生物学者ポール・カメラーによれば、偶然の一致はもっと壮大な宇宙の調和の現われだという。それは、重力と同じくらい強い力で、その力が選択的に作用し、物事を類似性によって結び付けているというのである。私たちはそのうちの突出した部分にしか注目しないが、それは池の水面に立つさざ波のようなものにすぎない。


【『本当にあった嘘のような話 「偶然の一致」のミステリーを探る』マーティン・プリマー、ブライアン・キング/有沢善樹、他訳(アスペクト、2004年)】


本当にあった嘘のような話 (アスペクト文庫 B 19-1)