2010-02-20 『緑雨警語』斎藤緑雨、中野三敏編 書籍情報 明治の文人斎藤緑雨(1867-1904)のアフォリズム(警語)を網羅し、文意が解しやすくなるよう語釈とコメントを加えたもの。警語集「眼前口頭」(1898)所収の条々以下、世紀の替り目の作ながら、内容・表現ともに時代を超えて鮮烈、コメントも的確酒脱で、面白さは類が無い。 縦横無尽の機知、辛辣な諧謔/『緑雨警語』 斎藤緑雨〈さいとう・りょくう〉、中野三敏編(冨山房百科文庫、1991年)