古本屋の覚え書き

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『緑雨警語』斎藤緑雨、中野三敏編



緑雨警語 冨山房百科文庫 (41)

 明治の文人斎藤緑雨(1867-1904)のアフォリズム(警語)を網羅し、文意が解しやすくなるよう語釈とコメントを加えたもの。警語集「眼前口頭」(1898)所収の条々以下、世紀の替り目の作ながら、内容・表現ともに時代を超えて鮮烈、コメントも的確酒脱で、面白さは類が無い。