古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

自己神化

 主観的真実に固執するものは常に自己神化に終る。
「教会」と「党」とは常に異物を排泄して健康を維持する有機体に似ている。


【『正統と異端 ヨーロッパ精神の底流』堀米庸三〈ほりごめ・ようぞう〉(中公新書、1964年)】


正統と異端 ヨーロッパ精神の底流