2冊読了。
122冊目『地球のハローワーク』フェルディナンド・プロッツマン/関利枝子、伯耆友子、岡田凛、小林洋子訳(日経ナショナルジオグラフィック社、2009年)/「働く」ことをテーマにした写真集。いずれも、『ナショナル ジオグラフィック』誌に掲載されたもので、100年以上前の作品もある。日本の写真も2枚ある。300ページ以上の写真集で1900円に抑えたのは立派だ。ただし、文章が足を引っ張っている。長めのキャプションをつけるべきだった。働く姿は世界各国で千差万別の表情を現わす。搾取される人々の諸相を切り取った写真集といえよう。
123冊目『マーケットの魔術師 米トップトレーダーが語る成功の秘訣』ジャック・D・シュワッガー/横山直樹監訳(パンローリング、2001年)/読むのは二度目。多分、あと10回くらいは読むことだろう。投資家にとっては、教師ともいうべき一冊だ。シュワッガーの鋭い質問が、十数人のトップトレーダーの実像を巧みに引き出している。