初ゴーヤチャンプルー


 初めてゴーヤチャンプルーを作る。もちろん、クックパッドを参照した。小学校で育てたというゴーヤを数日前にもらったのだ。作り始めてから気づいたのだが、卵を用意するのを失念していた。実は卵アレルギーなのだ。とは言っても、食べることができないのは半熟目玉焼きの黄身だけである。


 数年前の話になるが、野口五郎がテレビ番組で「ある日、突然卵アレルギーになった。以来、身体が卵を受け付けなくなった」と語っていた。私は当時、毎日のようにゆで卵を食べていた。「ったく、野口五郎もだらしがないね」と呟いた。翌日、ゆで卵の黄身を食べた瞬間、頭の中がキーンと痛んだ。あれ、おかしいな? それからというもの、私は黄身を食することが不可能となった。何ということか。情報によるアレルギーの伝染だ。ひょっとすると、五郎を嘲笑った祟(たた)りかもしれぬ。


 結構上手くできた。「隣の奥さんからおすそ分けをもらったよ」とかみさんを騙せるほどの仕上がりだ。もちろん決め手は「ゴーヤチャンプルーの素」である。食べた後で別のページを検索したところ、「木綿豆腐はふきんで絞る」なんて書いてあった。確かに水分はよく切っておいた方がいい。あと、ゴーヤは3〜4ミリが好ましい。私は5ミリくらいにしたので中々火が通らなかった。これなら、豚肉を美味しくいただける。


 チャンプルーは「ごた混ぜ」という意味らしいが、豆腐のプルプル加減とネーミングがマッチしていてグッド。