古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

木村元彦


 1冊挫折。


 挫折41『終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ木村元彦〈きむら・ゆきひこ〉(集英社新書、2005年)/期待していたのだが読みにくかった。80ページで挫ける。多分、圧倒的な事実を前にして、著者が物語化できなかったのではないかと思う。文章が、『オシムの言葉』に遠く及ばない。コソボ紛争は調べる必要あり。