古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

堤康次郎

 康次郎の女性関係は派手であり、女中、社員、部下や息子の妻、乗っ取った会社の娘、華族の娘等々“これは”と思う相手を片っぱしから手中にしていったといわれている。そういう女性との間に生まれ、一族の中に入っていない子供たちの数は把握できていない。「本妻妾を含めて同居した女性は4人、作った子供は12人。愛人の数は有名な女優を含めて正確な数は誰もわからないし、本人もわからなくなっていた。子供12人というのは嫡子として認めた数にすぎず、100人を超えるという説もある」、「葬儀は康次郎そっくりの子供の手を引いた女性が行列を作った」とも言われる。


【「Wikipedia」以下同】

 駿豆鉄道買収騒動の際眼前で右翼に銃撃された際には、堤は微動だにせず、相手を感服させ自分の側に引き込んでいる。(※「ピストル堤」という渾名の由来)