2009-05-05 ないものねだり 抜き書き 病人は言葉につまりました。いままでまったく気がつかなかったのですが、いつでもそこにないものばかりを欲しがる癖がついてしまったので、さて、いまなにを一番欲しいかということをはっきり、すぐ言うとなると、どうしても言えないのでした。 【『少女パレアナ』エレナ・ポーター/村岡花子訳(角川文庫、1962年)】 エレナ・ポーター