3冊挫折、1冊読了。
挫折17『ギャンブルトレーダー ポーカーで分かる相場と金融の心理学』アーロン・ブラウン/櫻井祐子訳(パンローリング、2008年)/350ページで挫ける。あと150ページを残して。ポーカーの記述が長過ぎる。内容がいいだけに惜しまれる。もっと手軽な抄録版にすべきだと思う。著者はモルガン・スタンレーの常務取締役。ビジネスマンでこれだけの文章が書けるのが凄い。やはり役者が違う。
挫折18『ホロン革命』アーサー・ケストラー/田中三彦、吉岡佳子訳(工作舎、1983年)/難し過ぎる。もう少し鍛えてから読み直す予定。10ページも読んでいない。
挫折19『交易する人間(ホモ・コムニカンス) 贈与と交換の人間学』今村仁司(講談社選書メチエ、2000年)/こっちはもっと文章が難解。好きなテーマなんだが、どうしようもない。読み直す自信もあまりない。
49冊目『ドラッカー入門 万人のための帝王学を求めて』上田惇生〈うえだ・あつお〉(ダイヤモンド社、2006年)/ドラッカーの多くの作品を訳してきた人物による礼賛本。本書が発行された直後にドラッカーが亡くなっている。文章はあまりよくないが、ドラッカーの人となり・著作の流れがよく理解できる。「マネジメントの父」と言われていたことは知っていたが、これほどの人物とは思わなかった。