3冊挫折。
『スモールワールド・ネットワーク 世界を知るための新科学的思考法』ダンカン・ワッツ/マーク・ブキャナンとアルバート=ラズロ・バラバシの前に読むべきだった。順番を誤ると読めなくなる代物である。30ページほどで断念。
『神と科学は共存できるか?』スティーヴン・ジェイ・グールド/グールドを初めて読んだが、これはまるでダメ。「神と科学は畑が違う」と言ってるだけに過ぎない。多分、リチャード・ドーキンスの『神は妄想である 宗教との決別』に対抗する目論見があったことだろう。クリスチャンである古谷圭一の解説は面白かった。尚、本文に関しては10ページも読んでない。
『心はどのように遺伝するか 双生児が語る新しい遺伝観』安藤寿康/半分を超えたところでやめた。文章はこなれているのだが、論旨がわかりにくい。きちんとしたデータも示されているのだが、否定と肯定を繰り返されるので、わけがわからなくなる。テーマがいいだけに、大変惜しまれる。