ロバート・B・パーカー


 1冊読了。


スクール・デイズロバート・B・パーカー/スペンサー・シリーズの第33作目。訳者は菊池光から加賀山卓朗にバトンタッチ。やや、あっさりした印象あり。「――のだ」という表現が殆ど見当たらず。高校で銃乱射事件が起こる。犯人は二人の高校生だった。スペンサーのもとに「孫の無実を晴らしてもらいたい」と祖母からの依頼が。久し振りに読むと、やはりスペンサー・シリーズは面白い。スーザンは出張中で、ホークも登場しないが、スペンサーの皮肉が利いた会話は磨きが掛かっている。『キャッツキルの鷲』のメイジャー・ジョンソンが再び登場する。スペンサーの強烈な個性は、自己存在性への問いかけに対する明確な答えを示すものだ。